【USM・ダブル】蝶舞Zおいかぜバトンゴリラテテフ(WCSレートシーズン9最高1732/PJCS2018予選最高1661)
こんにちは。初投稿になります。
至らぬ点あるかと思います。温かい目で見て頂ければ幸いです。
1.【はじめに】
WCSレートで何度も実践し、最高レート1732を叩き出せたので、その構築をPJCS2018
予選にもそのまま投入してチャレンジしました。
最高レート1661(15-5)、最終レートは推定1605(21-14)とPJCS2018本戦進出には遠く及びませんでしたが、WCS2018ルールでのオドリドリ入り構築は全然見かけなくこの機会に少しでも日の目をみればこれ幸いと思い書きました。
パーティコンセプトは、
「蝶舞+Zおいかぜバトン+ピントレンズ=確定急所超火力ゴリ押し」
です。相手がいる中での積みバトンなので、絶対決まる訳ではありませんが
決まった後の破壊力は爽快です。
完全にBO1想定/初見殺しのギミックパです。
2.【パーティ詳細】
2.1(パーティ概要)
基本的には初手:フェローチェ、オドリドリ
後方:カプ・テテフ、(メガ)ルカリオ の並びとなります。
1ターン目) フェローチェ:ちょうのまい
→特性おどりこでオドリドリもちょうのまい
オドリドリ:Zおいかぜで急所率2ランクアップ
2ターン目)フェローチェ:ちょうのまい
→特性おどりこでオドリドリもちょうのまい
オドリドリ:バトンタッチ → カプ・テテフに交代
3ターン目)(メガ)ルカリオ※大体この時にはフェローチェは瀕死:
相手により選択
カプ・テテフ:基本はC2ランクアップ×確定急所=
3倍威力のマジカルシャインで相手をボコる。
これが王道勝利パターンです。勿論毎回こんなにうまく行くわけではありませんので
その辺りは1舞でバトンする/Zおいかぜは諦める等状況に応じた対応が必要です。
2.2(個体解説)※数字の並びはHABCDSとなります。略称の意味は省略。
●フェローチェ@きあいのタスキ
とくせい: ビーストブースト
技: ちょうのまい ファストガード れいとうビーム むしのさざめき
実数値: 147/-/57/207/57/203
努力値: H4/C252/S252
性格: ひかえめ
いわゆるCSぶっぱ。ビーストブースト時にCが上がるようにするために
性格はひかえめを選択。かくとう技は切りました。(きあいだまは怖くて使えない)
最速メガライボルトやアギルダー等にS勝負で負けるがレアケース。
確実にビーストブーストでC上げのほうが恩恵あった。
基本的には舞うことがこの子に課された使命なので、2舞できれば上出来。
相手側のねこだましを非常に呼ぶ。
そこを逆手にとってファストガードを発動させる。
正直、めちゃくちゃ刺さった。PGLデータベースでもその他のわざに含まれている
為、読まれにくかったのじゃないかと。
基本的には1発なにかを食らったらタスキ発動。
相手が深読みして守ったり交代させたりして2回舞っても生き残った場合、
こいつもテテフに負けず劣らずのアタッカーと化している。
虫技は通りが悪いけど、トリラーに多いエスパータイプに刺さるのは
かろうじて嬉しい。なんだかんだで冷ビの方が利用機会は多い。
□攻撃
チョッキHD252霊獣ランドロス(以下ランドロス)を1舞冷凍ビームで確1
→チョッキじゃなければ0舞でも確1
HD252クレセリア(D補正性格じゃない場合)を2舞むしのさざめきで確1
HD252クレセリア(D補正性格の場合)を2舞むしのさざめきで中乱数1(56.2%)
HD252ヤレユータン(D補正性格じゃない場合)を1舞むしのさざめきで高乱数1(93.7%)
HD252ヤレユータン(D補正性格の場合)を1舞むしのさざめきで低乱数1(37.5%)
●オドリドリ@ヒコウZ
とくせい: おどりこ
技: こごえるかぜ ちょうはつ バトンタッチ おいかぜ
実数値: 181/-/104/120/94/140
努力値: H244/B108/C12/D28/S116
性格: おくびょう
このパーティの要。こいつが生き残ってバトン出来るか出来ないかで勝負が決まると言っても過言ではないです。
それだけに防御方面を非常に重視した調整となっております。
フォルムはぱちぱち。タイプ耐性はおなじみサンダーで立証済み。
でんきタイプの弱点とひこうタイプの弱点が相互に打ち消しあうので非常に
耐久を持ちやすいと思います。
この子の攻撃には期待できないので
タイプ一致技は外してS操作も可能なこご風を選択。
ランドロスなどのこおり4倍弱点の相手ならば多少は打点もてますが…。
トリルは絶対阻止しないといけないのでちょうはつ。
この構築の要、バトンタッチとおいかぜ。
不一致抜群技なら割と耐えてくれて、高確率でバトンを渡す事が出来たので、
調整としては良かったなと思っています。
□防御
A補正無し(ようき等)252メガバンギラスのダブルダメいわなだれをを次ターン砂ダメ込みで確定耐え。
A252メガメタグロスのれいとうパンチを補正無し確定耐え、補正有り(いじっぱり等)高乱耐え(93.8%)
補正無しC252カプ・コケコの10万ベースエレキ下Zを1舞で高乱耐え(93.8%)
補正無しC252カプ・レヒレのだくりゅうベースZを1舞で確定耐え。
C252ウツロイドのパワージェムを1舞で確定耐え
→相手スカーフの場合、フェローチェが舞う前に攻撃が来るので耐えるのは厳しい。(一応相手がおくびょうとかなら0舞でも25%の低乱で耐えるが…)
□素早さ
準速91族(ランドロス等)抜き調整。
いわなだれによる怯みの可能性は出来る限り排除しておきたい。
●カプ・テテフ@ピントレンズ
とくせい: サイコメーカー
技: まもる シャドーボール サイコキネシス マジカルシャイン
実数値: 159/-/109/200/136/120
努力値: H108/B108/C252/D4/S36
性格: ひかえめ
バトン先のエース、通称ゴリラテテフ。
2舞+確定急所でマジカルシャイン等倍以上ならば殆どのポケモンが瀕死。
サイキネは半減でも強引に確1にもっていけるくらいの火力。
・積み特防アップ →そんなの関係ねぇ!
・壁/オーロラベール →そんなの関係ねぇ!
・バクアによる弱体化 →(ちょっと関係あるけど)まぁそれでも関係ねぇ!
という感じで一度ハマれば他の追従をゆるしません。
フィールド効果もあって、先制技による逆転も許さないので基本はだまってマジシャを打っていれば良いです。
サブウェポンのシャドーボールは天敵メガメタグロスを強く意識しています。
この構築で1番怖いのがバトン降臨後の相手物理の抜群技です。(特殊は2舞積んでいればメガゲンガーのヘド爆だろうがコケコレヒレのZだろうが耐えます。)
特にメガメタグロスのアイへは確実に耐えられないので、そこは気をつける必要あります。ま、元がオドリドリなので正面切ってそこに鋼技ぶっこんで来ることは少ないですが、うまい人は交代読みで打ってきます。
とは言えども簡単に死ぬ訳にはいかないのでSは最低限にして耐久(特に物理方面)に振っています。
このパーティではテテフがどれだけ積めて、どれだけ多く行動できたかで勝敗が決まると言って過言ではないです。
□攻撃
すな下H252メガバンギラスを2舞急所ダブルダメマジカルシャインで乱1(68.7%)
無振ドリュウズを2舞急所フィールド下サイキネで確1(フィールド無しだと乱1(81.2%))
H252メガリザードンYを2舞急所フィールド下で確1(フィールド無しだと乱1(93.7%))
無振メガリザードンYを1舞急所フィールド下で確1
□素早さ
1舞で最速メガメタグロス抜き調整。
●(メガ)ルカリオ@ルカリオナイト
とくせい: せいぎのこころ → てきおうりょく
技: みきり インファイト コメットパンチ れいとうパンチ
実数値: 145/197/109/-/90/180
努力値: A252/B4//S252
性格: ようき
メイン選出唯一の物理枠。
元々はメガメタグロスだったがミラー対面で同速勝負になる事も多々あり、確実にその上を取れるルカリオにした。
対ノーマル(ガルーラ、カビゴン、ラッキー、ポリゴン2/Z等)に強く出れてテテフが苦手なガオガエンにも強い。後ナットレイにも役割が持てた。てきおうりょく抜群インファイトの火力はすさまじく、等倍でも脆い相手なら一発で持っていけた。
但し自身の防御はヘボヘボで特にインファイト打った後に返り討ちは多々あり。
マジカルシャインでテテフが落とせない相手を狩るのがこいつの使命。
みきりとインファイトはポイマ使ってそれぞれ8まで上げた。基本的には短命のポケモンなのでPP対決になることは無いがサンダー対面になるとそれぞれ2回しか打てなくなってしまう為増やした。
打点を最大限に持たせる為にUSUMより解禁されたコメットパンチを採用。アイアンヘッドが欲しい(;_;)ここぞと言う時に外すのは勘弁。
れいとうパンチは正直がんせきふうじと迷ったが子供がれいパンのがいいよというのでそっちで行った。正解でした。
ランドロスやボーマンダ だけでなくフシギバナにも打点がもてた。
□攻撃
H252ガオガエンをランク-1インファイトで確1。
補正有H244 B252ポリゴン2にインファイトで確2(81.6%?96.3%)
補正無H244 B252カビゴンにインファイトで確1
□防御
半減/無効じゃないと耐えるのは厳しい。
一発耐えれば御の字。
★ここからは対トリパ用の枠。
基本的にはベンチで睨み効かせてトリラー選出抑制やミロカロスやキリキザン等呼び寄せるのが目的。(こいつらには割と強く出れる)
●ガオガエン@ガオガエンZ
とくせい: いかく
技: フレアドライブ けたぐり ねこだまし DDラリアット
実数値: 182/182/111/-/111/101
努力値: H92/A244/B4/D4/S164
性格: いじっぱり
やっぱりほしい威嚇枠。トリルはられそうな相手のときに選出。
絶対クレセリア倒すマン。
Sに多めに振っているため、ガオガエン対面でS勝負は負けたことはない。
●カビゴン@フィラのみ
とくせい: くいしんぼう
技: まもる はらだいこ おんがえし 10まんばりき
実数値: 266/145/117/-/130/31※S個体値0
努力値: H244/A12//B252
性格: ゆうかん
よくある太鼓型カビゴン。どうしても防ぎようがないガチトリパ相手の時に選出。
まもる/リサイクルは迷ったが、 はたき落とされても使えるまもるを選択。
おんがえしは基本として、対ゴーストに10まんばりき。威力も微妙なのに命中95だけど
じしんだと巻き込みあるため仕方なくこっち。外す時は外す(泣)
3.【パーティ考察】
基本選出は2.1で説明した通り。
ただどうしてもダメな相手がいる。こいつらが相手にいる場合は無理せず別の切り口で選出必要有り。
(苦手な相手)
①雨パ。初手ペリルンパ、ペリラグでも択になってしまう…。
ペリルンパだとドロポンZが無理。けどフェローチェならタスキで耐えるからOK。
ねこだましはファストガードで防げません(優先度一緒なので、S対決になるため)
後ラグでもどうしてもたきのぼりを先に食らってしまう。
オドリドリも雨下たきのぼり耐えだけど、ひるんだら終了。
②トレース持ち(サーナイト、ポリ2など)
おどりこパクられたらもう終わり。ちょうの舞は諦めて、おいかぜZバトンのみ
つなぐことに注力。
③メンタルハーブ/エスパーZ持ちトリラー(クレセリア、ミミッキュ、
ヤレユータンなど)
出くわしたらほぼ終了と思って下さい。諦めて、ガエンカビゴン初手だしに切り
替えるほうが吉。PJCSでは幸いな事に出くわさなかったのが運が良かった。
【おまけ】
元々私がポケモンを始めるきっかけになったのはPJCS2017で息子がジュニア3位に
なったことです。
ゲームが好きでポケモンも割とやっていることは知っていましたがまさかその
レベルであったとはつゆ知らず、WCS2017の招待選手にもなったのに、
親父が何も知らないでは流石にヤバイということで数日後ブックオフでサンを中古で
買ってきたところからスタートです。
(ちなみに、予選通過を知らずに、一度参加表明メールを出し忘れるという
親としてありえない失態の経験あり(^^;)
そして時は過ぎWCS2018シーズン開始。今年からシニアの息子と共に自分も
プレイヤーとしてバトルを始め、ヤツを奮い立たせるためにPJCS/WCSで知り合った
ポケだちオヤジの協力も得て、チーム作成し、研ぎ澄ましてきました。
うちの子ですが、何とかINC MarchでPJCS2018の権利を獲得することが出来ました。
今年もあの熱気を体験できるかと思うと楽しみです!
この1年間でポケモン繋がりで色んな方と知り合うことが出来ました。
息子共々、いつもありがとう御座います。またよろしくお願いします!